■ ID | 581 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 河川環境中の臭素化ビスフェノールAの測定 Determination of Tetrabromobisphenol A in River Water and Sediments |
■ 著者 | 野尻喜好
Kiyoshi Nojiri
埼玉県環境科学国際センター 茂木守 Mamoru Motegi 埼玉県環境科学国際センター 細野繁雄 Shigeo Hosono 埼玉県環境科学国際センター 杉崎三男 Mitsuo Sugisaki 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本環境化学会 |
■ 出版年 | 2006 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第15回環境化学討論会講演要旨集、pp446-447、平成18年6月20日 |
■ 抄録・要旨 | 埼玉県内各地の河川底泥及び過去の調査で、高濃度のビスフェノールAが検出された河川の河川水と底泥を対象とし、テトラブロモビスフェノールA(TeBBPA)を測定した。また、これらの物質の分析マニュアル(環境省)を一部修正することにより、貝類や底泥中で存在が報告されているテトラブロモビスフェノールAジメチルエーテル(Me-TeBBPA)の分析が河川水と底泥で可能となった。
底泥中のTeBBPA濃度は検出下限未満(<0.1ng/g-dry)〜3.7ng/g-dryで、検出割合は10/15であった。Me-TeBBPAはすべて検出下限未満(<0.2ng/g-dry)であったが、TeBBPAが比較的高い濃度で検出された底泥では、クロマトグラム上でMe-TeBBPAのピークが確認できた。鴨川及びその支川である浅間川の河川水中TeBBPAの測定結果から、鴨川河川水中のTeBBPAは、浅間川合流後に濃度が上昇しており、これは浅間川の影響であろうと考えられた。 |
■ キーワード | 都市河川、河川水、底泥、臭素化ビスフェノールA、GC/MS |
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